この記事は2014.10.16 Thursdayに書かれたものです。
前回までは、Media Composerとファイルのインターチェンジが行われる事の多い、Pro ToolsとのAAFファイルを使った連携、Pro Tools側でビデオを読込む際の注意点等をお伝えしましたね!
AAF / QuickTimeを使用したインターチェンジでの注意点 >>
もちろん、Pro Tools側でエディット/プロセッシングを行って完成したマスター・オーディオ・ファイルは、何らかの形でビデオと同期が取れている状態にしなければいけませんよね???
まだまだTV局等ではHDCAMのテープがマスターという場合も多く、ビデオテープへのレイバックを、オーディオと同期しながら行う場合も多いようです。
こういった場合にもVideo Satelliteシステムが大活躍する訳ですが(笑)ここでは、Pro Toolsで作成したマスター・ファイルをMedia Composerに読込んでみましょう!
Avid Video Satelliteの記事はこちら >>
Pro Toolsからマスター・オーディオファイルの書出し
Pro Toolsでエディット/プロセッシングの完了したセッションから、マスター・オーディオファイルを書出すにはBounce to Diskを使われている方が多いでしょう。
もちろん、セッション全体をAAFとして書出す事も可能なのですが、Media Composerのシーケンスにステレオ、もしくはサラウンド・オーディオを戻す事を考えれば、不完全な形での(ビデオのない)AAFでのやり取りよりは、オーディオファイルのみを受け渡した方が簡単ですね。
つまり、通常と同じ様に、Media Composer用のオーディオを書出すには、Pro ToolsのBounce to Diskを使う、ということになります。
左の図は、Pro ToolsでBounce to Diskを選ぶと現れる、お馴染みのウィンドウです。
オプション/設定項目等も、通常と変わらないのがお分かりでしょう。
ここで、目的のMedia Composerシーケンスに適したサンプルレート等を選ぶのですが、唯一、「Media Composerとの互換性を強制する」ボックスにチェックを入れるだけです。
このチェックボックスが選ばれていると、フォーマットが強制的に「マルチモノ」になります。
あとは「バウンス」ボタンをクリックするだけですね!
通常であれば、この後プログレスバーが表示され、オーディオが書出されるのですが、「Media Composerとの互換性を強制する」にチェックを入れると、その前に左図の様なウィンドウが現れます。
もともとAAFから読込んだPro Toolsセッションなので、タイムコード・フォーマットも29.97NDになっているのが分かりますが、ここの「外部名」に何らかの名前を入れないと、OKボタンがクリック出来ないので、あまり深く考えずにMasterとでも入れてOKして下さい。
すると、やっといつもの(笑)プログレスバーが現れ、バウンスが始まります!
ちなみに、Pro ToolsセッションをAAFもしくはOMFで書出す場合は、上の図の様に、エクスポート > 選択したトラックをOMF/AAFとして… を選択します。
Pro Tools側でAAFを読込む事は多いと言えますが、書出しに関してはほとんど行われる事もないと思いますので、こんな事も出来るんだ、くらいにとどめていただいても問題ないと思います。
さて!マスター・オーディオファイルも書出せたようですが、Media Composerへ読み込みを行うのは次回(笑)ご紹介しましょう!
Media ComposerやPro Toolsに関しての個別の疑問にもお答えいたしますので、お問合せはお気軽に!
お問合せはこちら >>
AAF / QuickTimeを使用したインターチェンジでの注意点 >>
もちろん、Pro Tools側でエディット/プロセッシングを行って完成したマスター・オーディオ・ファイルは、何らかの形でビデオと同期が取れている状態にしなければいけませんよね???
まだまだTV局等ではHDCAMのテープがマスターという場合も多く、ビデオテープへのレイバックを、オーディオと同期しながら行う場合も多いようです。
こういった場合にもVideo Satelliteシステムが大活躍する訳ですが(笑)ここでは、Pro Toolsで作成したマスター・ファイルをMedia Composerに読込んでみましょう!
Avid Video Satelliteの記事はこちら >>
Pro Toolsからマスター・オーディオファイルの書出し
Pro Toolsでエディット/プロセッシングの完了したセッションから、マスター・オーディオファイルを書出すにはBounce to Diskを使われている方が多いでしょう。
もちろん、セッション全体をAAFとして書出す事も可能なのですが、Media Composerのシーケンスにステレオ、もしくはサラウンド・オーディオを戻す事を考えれば、不完全な形での(ビデオのない)AAFでのやり取りよりは、オーディオファイルのみを受け渡した方が簡単ですね。
つまり、通常と同じ様に、Media Composer用のオーディオを書出すには、Pro ToolsのBounce to Diskを使う、ということになります。
左の図は、Pro ToolsでBounce to Diskを選ぶと現れる、お馴染みのウィンドウです。
オプション/設定項目等も、通常と変わらないのがお分かりでしょう。
ここで、目的のMedia Composerシーケンスに適したサンプルレート等を選ぶのですが、唯一、「Media Composerとの互換性を強制する」ボックスにチェックを入れるだけです。
このチェックボックスが選ばれていると、フォーマットが強制的に「マルチモノ」になります。
あとは「バウンス」ボタンをクリックするだけですね!
通常であれば、この後プログレスバーが表示され、オーディオが書出されるのですが、「Media Composerとの互換性を強制する」にチェックを入れると、その前に左図の様なウィンドウが現れます。
もともとAAFから読込んだPro Toolsセッションなので、タイムコード・フォーマットも29.97NDになっているのが分かりますが、ここの「外部名」に何らかの名前を入れないと、OKボタンがクリック出来ないので、あまり深く考えずにMasterとでも入れてOKして下さい。
すると、やっといつもの(笑)プログレスバーが現れ、バウンスが始まります!
ちなみに、Pro ToolsセッションをAAFもしくはOMFで書出す場合は、上の図の様に、エクスポート > 選択したトラックをOMF/AAFとして… を選択します。
Pro Tools側でAAFを読込む事は多いと言えますが、書出しに関してはほとんど行われる事もないと思いますので、こんな事も出来るんだ、くらいにとどめていただいても問題ないと思います。
さて!マスター・オーディオファイルも書出せたようですが、Media Composerへ読み込みを行うのは次回(笑)ご紹介しましょう!
Media ComposerやPro Toolsに関しての個別の疑問にもお答えいたしますので、お問合せはお気軽に!
お問合せはこちら >>
お問い合わせフォーム
- 2014.10.16 Thursday
- Tips