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  • Avid Application Manager詳細について(Pro Tools 12以降)
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書いた記事数:144 最後に更新した日:2021/02/01
この記事は2017.11.11 Saturdayに書かれたものです。

IMG_9603.jpg

 

Pro Tools | MTRXのレビューVol.3です。

 

前回のVol.2では、Pro Tools | MTRXのBaseUnitだけで、どんな接続ができるかを解説しました。

 

今回のVol.3では、オプション販売であるADカードとDAカード、そしてDanteオプションカードを増設し、Dadmanでどのように認識されるかを解説します。

 

>>拡張カードについて

 

Pro Tools | MTRXのBase Unitには、8つの拡張スロットが備わっています。

アナログ1つの拡張スロットにつき、アナログ8chを扱えるADカードやDAカードを接続できます。

※アナログ入出力最大48ch(例:アナログ32ch in/16out、アナログ48ch inなど)

 

拡張カードであるADカードやDAカードは、以下のような種類があります。

 

・8ch ADカード(Line)

・2ch Mic/Line ADカード

・8ch ADカード(Mic/Line)

・8ch DAカード

 

今回のレビューでは、弊社の展示機であるPro Tools | MTRXのBase Unitに対して、「8ch ADカード(Mic/Line)」と「8ch DAカード」をそれぞれ1枚ずつ接続します。つまり、アナログ8ch入出力ができるようにします。

 

※Dante対応させるためのDante Optionカードについては、次回以降のレビューで掲載しようと思いましたが、天板をあけるためにたくさんのネジを外す必要があるため、今回のレビューでDante Optionカードもついでに接続します。

 

>>「8ch ADカード(マイク/Line)」と「8ch DAカード」、そしてDante Optionカードを接続する

 

IMG_9596.jpg

こちらは、Base Unitの背面です。これから、天板をはずすために、上面、側面のネジをはずします。

 

IMG_9598.jpg

ネジを外して、天板を外した状態です。このように、拡張スロットのところは何も接続されていません。

 

IMG_9599.jpg

こちらが、今回接続するADカード(8ch Mic/Line)です。

 

IMG_9600.jpg

早速、Base UnitにこのADカードを接続します。背面向かって一番右側が1番のスロットなので、1番にADカードを、3番にDAカードを接続します。

※2番を開けたのは、Avidさんから以前「拡張カードの熱を考慮して、1スロット以上空けたほうが良い」との情報を聞いたためです

 

Base Unitには、上の写真のようにくぼみがあるので、くぼみにあうようにカードをはめ込みます。

 

IMG_9601.jpg

この写真の右側が、Base Unitの背面側です。拡張カードを、背面側に押し込んで、接続します。

 

IMG_9603.jpg

写真のように、右側の1番のスロットにADカードを、3番のスロットにDAカードを接続しました。

 

IMG_9604.jpg

このように、Dsubは縦方向になっています。

 

IMG_9606.jpg

天板あけるついでに、Dante Optionカードを接続します。

 

IMG_9607.jpg

Base Unitの真ん中あたりに、Dante Optionカードを接続するスロットがあります。

 

IMG_9608.jpg

Dante Optionカードも接続完了。天板を塞ぎます。

 

>>Dadmanで、認識されているかチェック

 

Pro Tools | MTRXのコントロールソフトウェアであるDadmanを起動し、先ほど接続したADカード/DAカード/Danteが認識されているか確認します。

 

スクリーンショット 2017-11-10 20.51.43.jpg

 

このように、問題なく認識されています。

上側にAD、その下がDA、そしてその下にはパッチが可能なConnections SettingにDante IPが表示されています。

 

ADはこのように、8ch分が横に表示されていますが、それぞれフェイズやミュート、ゲインとトリムつまみがあります。DAも同じく、8ch分表示されていますね。音の入出力が、AD/DAにあれば、このメーターがふれます。フェーダーを操作することで数値の上限もできますが、数値をダブルクリックすることで、数字を直接打ち込みことも可能です。

 

なお、ご注目いただきたいのがADですが、ADの「Line」が緑枠で表示されています。ここをクリックすると…

 

スクリーンショット 2017-11-10 20.51.49.jpg

 

1chの「Line」をクリックすると、1chのADが「Mic」入力に切り替わります。

ファンタム電源のオンオフが追加され、ゲインのフェーダーももちろんあります。

 

最後に、Connections Settingでパッチをします。

 

スクリーンショット 2017-11-10 20.52.51.jpg

 

まずは ADカードのパッチです。ADをPHD1にパッチ(8ch)。

これにより、ADカードに入力されたマイク信号/ライン信号を、Pro Tools HDX/HD Nativeで録音できます。

 

スクリーンショット 2017-11-10 20.53.40.jpg

 

次にDAのパッチです。PHD1をDAにパッチ(8ch)。

これにより、Pro Tools HDX/HD Nativeで出力した信号を、DAカードから出力できます。

 

この後、念のためPro Tools HDX + Pro Tools MTRXを起動して動作確認しましたが、問題なくAD/DAができていました。

 

次回のレビューVol.4では、このDadmanのConnections Settingのパッチについていろいろ検証します。自由なパッチが可能ですので、どんな入出力ができるか、解説します。

 

>>Pro Tools | MTRXの関連リンク

 

Pro Tools | MTRX Review Vol.0(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=134

Pro Tools | MTRX Review Vol.1(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=137

Pro Tools | MTRX Review Vol.2(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=139

 

Avid社の紹介ページ:http://www.avid.com/ja/products/pro-tools-mtrx

サポートページ:http://avid.force.com/pkb/articles/ja/faq/Pro-Tools-MTRX-Support

価格情報の公開ページ(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=123

Avid社の国内リリース情報:http://www.avidblogs.com/ja/pro-tools-mtrx-available/

Pro Tools | MTRXの簡易レビュー記事(AES SHOW レポート):http://mp-review.jugem.jp/?eid=331

 

 

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