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  • Avid Application Manager詳細について(Pro Tools 12以降)
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書いた記事数:144 最後に更新した日:2021/02/01
この記事は2017.10.30 Mondayに書かれたものです。

 

Pro Tools | MTRXのレビューVol.2です。

 

このレビューVol.2では、レビューVol.1で箱から出したBase Unitを使い、Base Unitだけの場合は、どんな接続ができるか、そしてDadmanでなにができるか、お見せします。

>>そもそもDadmanとは??

 

 

Dadmanは、Pro Tools | MTRXの様々な設定やルーティングをコンピューターでコントロールできるソフトウェアです。RME製品をコントロールする、Totalmix FXと同じようなものですね。

 

このDadmanをインストールするには、Vol.1でも書いた付属品のレジストレーションカードを使い、Avidアカウントで登録する必要があります。登録が終わったら、AvidアカウントでDadmanソフトウェアをダウンロード/インストールします。

※この登録により、Pro Tools HD v12.6以降でDigilink接続のI/Oをオーソライズするための「Digilink I/Oライセンス」も取得できます

 

>>Pro Tools MTRXのBase Unitのみで、Dadmanを起動

 

Dadmanをインストールしたら、コンピューターとPro Tools | MTRXをイーサネットケーブルで接続し、Dadmanを起動します。

 

※Dadman(Base Unitのみ):上部がConnections Section、下部がGeneral Section

 

Dadmanで、Pro Tools | MTRXを認識させると、このように表示されます。

Base Unitには、AD/DAがないため、Dadmanの上部にはこれらAD/DAが表示されません。

 

Connections Section:マトリックス上でパッチする

 

Pro Tools MTRXに装備された様々な入出力がここに表示され、このマトリックス上でパッチできます。音が出ない場合には、ここの設定が誤っている可能性が高いです。

 

General Section:設定を行えます

 

ここでは、同期設定やPro Tools HD インターフェイス、MADIなどの設定を行います。

 

>>Base UnitをHD MADIとして動作させ、チェックを行う

 

Pro Tools MTRXのBase Unitは、レビューのVol.1でも表記しましたように、AD/DAが含まれていません。

ただし、Digilink端子が2つ(32ch x 2)、AES-EBU入出力(8ch)、そして同軸(コアキシャル)のMADI入出力があります。この、Digilink端子2つとMADI入出力に着目すると、Avid社から発売されている「HD MADI」に非常に近いとスペックといえるでしょう。

 

実際に、MADIの信号をこのBase Unitに入力し、Pro Tools HD Softwareでモニターしてみました。

 

 

まず、Pro Tools HDXもしくはHD NativeのDigilink端子2つを、Pro Tools MTRXに接続します。

※今回はHD Native Thunderboltに接続

 

※Pro Tools MTRXの背面

 

※HD Native Thunderboltの背面

 

そして、MADIの信号をRME Madiface XTから出力し、Pro Tools MTRXのMADI入力(コアキシャル)にインプットします。なお、Pro Tools MTRXのMADI出力(コアキシャル)をさらにMadiface XTに入力し、信号をチェックしました。

 

つぎに、Dadmanを使って、設定を行っていきます。まずはサンプリングレートやクロックの設定です。次のように設定しました。

 

※Sync設定

 

※Pro Tools HD設定

 

サンプリングレート:48kHz

※Madiコアキシャルに準ずる設定

 

クロックソースは、MADIコアキシャル

※MADIを出力しているRME Madiface XT本体のクロックソースは、Internal(内部)

 

Pro Tools HDモードは、2xPri

※Port 1とPort2は、HD MADIに設定

 

次に、Dadmanのマトリックスでパッチします。

Dadmanのデフォルト状態では、なにもパッチされていません。

 

今回は、Pro Tools MTRXのMADIコアキシャルに入力されたMADI信号の1chと2chを、Pro Tools HD で録音し、そしてPro Tools MTRXのMADIコアキシャルからMADI信号を出力してモニターしたいので、以下のようにパッチしました(画像2枚)。

 

※MADI コアキシャル → PHD1へパッチ

 

Pro Tools MTRXのMADIコアキシャルに入力されたMADI信号の1chと2chを、Pro Tools HD1の1chと2chにそれぞれパッチ。

このマトリックスの左にある、上から下に表示されているのが、入力されているMADIコアキシャルの信号(64ch)です。パッチしなくても、どのchから音が入力されているかは、メーターを見ることで確認できます。

パッチをすると、左から右に表示されているPHD1にもメーターでふれて信号がきていることが確認できます。

 

ちなみに、PHD1とは、Pro Tools MTRXのDigilink端子の1つめで、PHD2とはDigilink端子の2つめです。つまり、Pro Tools上では、PHD1は1-32ch、PHD2は33-64chとして認識されます。

 

※PHD1 → MADIコアキシャルへパッチ

 

次に、Pro Tools HD Softwareで出力する1chと2chを、Pro Tools MTRXのMADIコアキシャルの1chと2chにパッチ。

 

そして、Pro Tools HD Softwareを起動して、Pro Tools MTRXが正しく認識され、信号が正しく入力/出力しているかどうかをチェックします。

 

※インプット

 

※アウトプット

 

I/O設定で入力と出力のタブを確認しましたが、どちらも64ch認識されています。

また、ステレオのオーディオトラックを作り、入力を1-2ch、出力を1-2chに設定。音を確認しましたが、問題なく入出力できました!

 

 

 

次回のレビューVol.3では、オプションであるAD/DA拡張カードを増設して、動作チェックを行います。

Dadmanでは、AD/DAセクションが表示されますので、見え方が若干変わってきます。どうぞお楽しみに。

 

>>Pro Tools | MTRXの関連リンク

 

Pro Tools | MTRX Review Vol.0(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=134

Pro Tools | MTRX Review Vol.1(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=137

 

Avid社の紹介ページ:http://www.avid.com/ja/products/pro-tools-mtrx

サポートページ:http://avid.force.com/pkb/articles/ja/faq/Pro-Tools-MTRX-Support

価格情報の公開ページ(Avid Zone Pro):http://m-avidzonepro.jugem.jp/?eid=123

Avid社の国内リリース情報:http://www.avidblogs.com/ja/pro-tools-mtrx-available/

Pro Tools | MTRXの簡易レビュー記事(AES SHOW レポート):http://mp-review.jugem.jp/?eid=331

 

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